私の知り合いに「言祝ぎの筆箱」さんというサイトがあります。
http://www.kotohogi-gift.com/
手書きの筆文字でのウェルカムボードや赤ちゃんお誕生のギフトなど、すばらしいお仕事をされています。そこでこんなことがあったそうです。
ある飲食店で、お客様と打ち合わせをされていた時、そのお店の装飾にあうようなものを大小合わせて持っていかれました。
いろいろなテーブルにテーブルに置けるような小さな額の絵もあったようなのですが、たまたま隣のテーブルの女性が、ずっと作品を見てられたので、ご挨拶したらこんなことを言われたそうです。
「この小さな額の絵、もし分けていただけるのなら、ほしいのですが・・・私は音楽関係の仕事で、ピアノの上にちょこっと置けるものを色々探してました・・・」
音大のピアノ科を卒業したピアニストの方だったようです。
その時は、その気に入られた作品差し上げられたようですが、その後も何枚か差し替えの絵をご注文されたようです。「季節ごとに変えられるのが嬉しい」とそのピアニストはおしゃってるようですが、こんなこともあるんですね。
確かに喫茶店で隣のテーブルで話されている内容が興味のあるものだったら、耳がダンボになりますからね。
でも、この出来事のように、ピアノを弾く人の感性って、言祝ぎの筆箱さんのような作品に共感されるのは分かるような気がします。
ピアノの上にさりげなく置くのは素敵でしょうね。。。
☆いしやまーちゃん☆