<コードネーム奏法を知っていれば、こんなこともできる!>
先日、日帰りで熊本へ法事にいってきましたが、ピアニストも来る!といったウワサが流れて(私は調律師なんですが・・・)、住職が私にこう言いました。
「ピアノが弾けるなら、この仏歌をみんなで歌うので、ピアノで伴奏してほしい」
みなさん、この楽譜見てください。メロディだけしか書いてません。ピアノが弾ける人は、この楽譜で伴奏までできると思ってるようです。
楽譜を渡されてから実際に歌うまで所要時間は5分。普通は困りますね。伴奏譜がまったく書いてないのですから・・・。
しかしたいてい、このような曲は、3和音(ドミソ、ドファラ、シレソ)でいけるはず。
調性はニ長調。コードだと、DとGとA7でなんとかなる、と判断してその場でコードを予想してペンでコードを書き込み本番。
聴いたこともない曲でテンポもわからないので、1回だけ知ってる人に歌ってもらいイメージをつかみました。
最後の4小節を前奏に持ってきて、ちゃんと伴奏つきで大成功しましたよ。
「やっぱピアニストは違うなぁ・・・」と皆さんの感想、、、
コードネーム奏法を知ってるだけの調律師なんですが、この能力はどこでも使えます。幼稚園の先生なんか、絶対にコードネーム奏法を知っておいた方がいいと思います。
あとで、しっかりと楽譜を見ると、作詞は「親鸞聖人」なんですね、、、
☆ぴあの屋まーちゃん☆