海外で古くから伝えられているお話です。
ある先生が言いました。
「この20 ドル札がほしい人はいますか?」
生徒たちは一斉に手を上げます。
先生は小さく紙幣を折りたたんでから言います。
「これでも、ほしいですか?」
生徒たちは手を上げ続けます。
すると今度はお札をグシャグシャにしてしまいました。
「これでもう、ほしい人はいないでしょう?」
生徒はなおも手を上げつづけます。
ついに先生は紙幣を踏み潰し、教室のはじっこへと蹴り飛ばしてしまいました。
「これでも?」
生徒の反応は変わりません。
そこで先生が一言。
「あなた達は今日大切なことを学びました。」
「私がこのお金に何をしようと、みんなは変わらず欲しいと思いました。それは、このお札に20ドルの価値があるということを、あなた達が知っているからです。何が起きても、どんな見た目になろうとも。その事実は変わりません。
どんなにつらい目にあっても、どんなにひどい扱いをされても、関係ないのです。あなたの価値は変わりません。利用されたり、邪魔者扱いされたりしても、何があったとしてもです。 何があっても、あなたを愛している人にとって、あなたは価値ある存在であり続けるのです」
(引用:http://blog.livedoor.jp/futabagumi/archives/62036874.html)