象牙のシュベスターピアノG60☆

2

この象牙のシュベスターピアノG60は海外工場で再生しました。

象牙のピアノを海外輸送する場合、ワシントン条約があるため、象牙を剥がしてしまわないと、船に乗せることができません。

剥がしてしまうと象牙は割れてしまう恐れがあるので、象牙鍵盤だけ取り外して送りました。1年かかって戻ってきて鍵盤を装着。

シュベスターピアノとは、浜松に現在でも存続している完全手作りのピアノメーカー。

今、新品で買うと軽く300万円は超える名品です。50年前の傷まみれの黒いピアノの外装をはがし、もともとあった木の木目を生かした塗装に塗り替えしました。

鍵盤無しで海外におくってたものですから、内部の調整などは全部国内で再調整が必要でした。そして見事にいいピアノに仕上がりました。

ピアノの仕事って専門職人でないとまったくダメな職種です。ありがたいことに多くの職人がピアノ整備を頑張っています。

みんなピアノが大好きな人たち。
一時は”ひとで”不足で海に探しに行こうかと思いましたが(笑)、今はいい人材に恵まれています。

☆ぴあの屋まーちゃん☆


にほんブログ村参加中!
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ
マーちゃん

マーちゃん の紹介

ぴあの屋ドットコム代表 ピアノを弾く時にはリチャード石山と言われています。
カテゴリー: 新着情報, なんでもネタ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA