1か月ほど前に、岡崎のピアノ屋さんにご挨拶に行ったと、写真動画付きでブログに書きましたが、
そこで70才をすぎていまなお現役で働いてられた、元カワイの尊敬する上司が、今朝突然亡くなりました。
前兆はまったくなく、突然のことだったようです。
あまりのショックに声もでませんでした。
つい先日までお元気だったのに。。。
私がピアノ調律師として今、きちんと仕事ができるのもその方のおかげ。
カワイを辞めたときにもいっぱい迷惑をかけたはずなのに、ずっと愛情をもって接してくださいました。
会うたびにピアノ業界のいろいろな歴史を教えてくださいました。
ディアパソンピアノの歴史も全部教えてくださいました。
大橋ピアノの2代目大橋巌さんの奥様からも絶大な信頼を受けてられて、
奥様に合わせてくださったのもこの方です。
大橋ピアノに残っていた最後の125型フレームと材料を使って、
数年前に最後の新品大橋ピアノを作ることに尽力を尽くした方でもあります。
ディアパソングランドの1号機が大橋ピアノに残っていて、
相当傷んでいたので、こんどはこれを再生させたいと言ってられましたが、
これはかなわなくなってしまいました。
思い出すとまだまだあります。
最後の最後までピアノに囲まれた中で天に帰って行かれました。
最後のお別れに浜松に向かいたいと思います。
☆まーちゃん☆