ぴあの屋ドットコムが支援している「NPO法人さい帯血国際患者支援の会」の有田美智世先生が国会を走り回っています。
国会議員一人一人に理解を求めていくそうです。
有田先生が骨髄バンクや臍帯血バンクを作った時もそう。
担当官僚に5年はかかる、と言われた事業をあっという間に成し遂げたすごいボランティア主婦です。
いちばんに危惧は、衆議院の解散。
これだけ一生懸命に走り回っても、解散によって大切な法案が廃案になってしまうのが一番怖いです。
この法制化がなぜ大切なのかをご説明しますね。
昔は、白血病の方には骨髄移植しかありませんでした。
ドナーが見つからなかったり、細胞の型が完全に合わなかったりして間に合わず亡くなってしまう患者がたくさんおられました。
しかし、さい帯血という赤ちゃんのへその尾の中にある造血幹細胞が、骨髄移植に劣らない効果があることがわかって、有田先生はアメリカに情報を取りに行き、持って帰ったものの、なかなか理解してもらえませんでした。
普通は捨ててしまっていたへその尾の血液を残すだけですので、ドナーの負担はほとんどありません。
現在、さい帯血移植の成績は格段に上がり、認めてこられたものの医療点数が骨髄移植の方が格段に高いこともあって、これが大きな問題になっています。
これを平等にすることが必要であることと、さい帯血バンク自身が法的に守られておらず、ボランティアによって賄われているため、慢性的な赤字で運営に支障が起こり始めています。
今後、日赤に一括して管理してもらうことなどを含めて、今回の法制化がいかに大切なものなのかを、有田先生は各議員さんに伝え歩いています。
また、これは私個人の考えですが、原発事故で今後白血病への因果関係も議論されているのも関係があるのではないかと思っています。
でも一番大きな力は、民衆の力です。
私達民衆が声を上げて、「議員さん頼みますよ!」という大きな声を上げていくことで、必ずや前に進んでいくように思います。
「白血病?私には関係ない」と言わず、白血病と宣告されて絶望の淵にたった人たちに、「大丈夫ですよ。白血病は治りますよ」を言ってあげられる社会を早く作り上げていきたいと私は強く願っています。
この情報を受け取った皆さん。
まわりの方へこの情報を広げていただければありがたく思います。
有田先生が本日発信したツイッターの情報を下記に転載します。
是非、一人でも多くの方の目にとまるよう、広げて行ってください。
やさしさにあふれた社会を実現していきましょう。
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(有田先生のツイートより)
昨日の自民、公明両党のヒアリングには、大物と言われる議員を含む多数の国会銀が参加され、政治の側の熱気が伝わってきました。
私は健康な一般の国民の立場から、「白血病等の医療者と産婦人科医療者等、法制化を求める側は一致したから政治も団結し、国民の為に良い法律を作ってください」と切望しました。
政治側のヒアリングを受け、準備していた一千万人署名は行わない事になりました。
この法制化は短期決戦です。私は法制化を求める関係者と共に、国会が賛成多数になるまで国会議員に会って周ります。
一緒に応援して下さる皆様はブログ、ツイッターやフェイスブックなど、あらゆる方法で私からの情報を一般の方へ広げて下さい。
☆有田美智代☆
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☆まーちゃん☆