昨日紹介した清水調律師に、ベテランの古川マネージャーがピアノハンマーの形を整える、ハンマーファイリング技術を指導しています。
結構繊細な作業で、経験を積んでいけば、ピアノって抜群にいい音に生まれ変わるのです。
合気道の技の習得も同じですが、一流の指導者の導きがあるか無いかで、その後の成長は全然違います。
あっ、そうそう。昨日の合気道の練習に、矢尾調律師と清水調律師が見学にきました。
来月から始めるかもしれません。
なぜ、私がピアノに関係のなさそうな武道を社員に勧めているのかといいますと、
単なるスポーツで健康を維持するというものではなく、
合気道で、心の鍛錬、そして人間の持っている潜在能力を引き出すことで、
人間力が磨かれ、人としてさらに魅力のある存在になっていくことが分かるからです。
ぴあの屋ドットコムはそういう、「りんとした」人の集団にしたいと考えています。
それには、鍛錬に合気道は最高の武道ではないかと思います。
師範の手を握っただけで、不思議な力を感じるのです。
戦いや攻撃といった反発するものではなく、その「人」にぐいぐい引き寄せられるような不思議な感覚です。
目には見えない「何か」を習得したくて、私も鍛錬にははげんでいます。
48歳にして始められる不思議な武道です。
体力もそんなにいりませんしね。
昨日も、ふつうの主婦の方が新たに習いにきていました。
合気道は、荒くれ者集団というイメージとは程遠く、
警察官だけではなく、教師や医師といった、インテリジェンス系の人がとても多い武道なのが特徴です。
話が飛びましたが、ピアノも合気道も「術」ですから、毎日の鍛錬が必要だということです☆
今日は、清水調律師は、ライブハウスの調律に行っています。
とても調律のうまい社員ですので、実際のコンサート調律の経験を積むことで
また一段を技を磨いていくでしょう。
特に超まじめ人間の清水社員にこそ、合気道で思考の柔軟さといざというときの対応力を
身につけてほしいとお思っています。一瞬のうちに判断して行動する武術と調律は同じだからです。
護身術も教えてもらえますので、いずれは女性社員もみんな始めてほしいな、と思っています。
いつかピアノ倉庫の横にタタミが敷いてあるかもしれませんよ・笑
☆まーちゃん☆