シュベスターNo.53が外装の作業に入りました。
外装の傷や凹みを取っていく作業の途中ですね。
整えている途中なのでまだらな状態ですがここから全体に整えて磨きの作業へ入っていきます。
上がピアノの上の屋根と呼ばれる部分、
鍵盤の横側の腕(うで)もこのような状態。。。
曇っていて木目が見えにくいですが、これから艶々になっていきます。
完成しましたらまたご紹介しますね!
◇りゅう◇
ご注文を頂いたシュベスターNo.53の作業が進んでおります。
内部の金属の磨きと汚れ取りがある程度完了しました。
外装を外した内部の状態です。
最後の仕上げがこれからですがピンも艶々になっています。
少し青みがかっているのでブルーピンと呼ばれていて、磨き過ぎると色が取れてしまうので加減が難しいピンです。
このあと外装の傷直しと内部の調整、修理、調律をして完成となります。
細かい部品が多いのでお時間頂きますが綺麗に仕上げていきますよ~!
ピアノのフタや屋根の蝶番は真鍮という金色の金属でできているのですが、くすんだり錆びたりとしやすい部分です。
その代りに磨けばピカピカになってくるれるので錆びてしまっていても修復ができるようになっています。
そんな金ぴかに輝く金属の磨きの様子です。
場所にもよるのですが真鍮は柔らかく機械のバフで磨くと歪んでしまったりすることもあるので
基本的には手で一つ一つ磨いていきます。
写真は一番上の錆を取るためスチールウールで表面を磨いているところです。
磨いたところと磨く前で輝きが変わってきていますね~
この調子でピアノ全体の金属も綺麗になってお届けとなります!
今回、奈良の会場さんへグランドピアノをお届けしての一日ピアノレンタルの調律を行ってきました。
木々が見える素敵な会場さんでお祝いの席とのことで気合を入れて調整しました。
イベント用の調律は時間が限られていたり環境が整っていなかったりと苦労することも多いのですが、
大きな問題もなくピアノもやる気だったのか良く鳴ってくれていて良い環境をつくれたのではないかと思います♪
※レンタルピアノ:ヤマハ G1B
ディアパソンの額柱が木目になっている珍しい中古ピアノが入荷しています。
ヤマハの100記念モデルが黒のピアノ一部木目を取り入れたデザインで話題になりましたが
それに近いデザインでワンポイントがカワイイですね♪
DN48というモデルで元々は真っ黒のピアノですのでどこかでデザインされたのかと思います。
最近では一般的になったカワイ製のスローダウンもついていてお子さんも安心ですね。
この子の印象としてはクリアな音色ではあるのですが余韻はしっとりと広がるやさしさがあります。
平成20年過ぎ頃製造と新しい状態でこの鳴りですのでこれからの成長が楽しみなピアノですね♪