心の窓」カテゴリーアーカイブ

心の窓 21.目標と期限

目標と期限

ビジネスの世界では、仕事に対して「目標」と「期限」を設定するのは

あたりまえのことです。

いつまでに何をどうするのか、を明確にしておかないと

成り行きでしか前に進みませんし、目標を達成することは出来ません。

では、子供の世界ではどうでしょう。

「ねえお父さん、遊園地に連れて行ってよ」

「うんいいよ、そのうちね」

これではもちろん子供は納得しませんね。

目標と期限と明確にして

「来週の日曜日に行こう」ときちんと約束すると

子供はその日を指折り数えて待つことでしょう。

こんなたとえ話もあります。

船が沈没して海に投げ出された数人の人々。

かろうじてゴムボートに乗り移り、九死に一生を得た。

でも、周りには救助船もなにもない。自分たちだけだ。

そして霧に覆われて何も見えない。

ボートに積んである水と食料は3日分。

全員、途方にくれて気力が出ない。。。

これが、目標と期限が決まっていない状況です。

その時、一瞬風が吹きある方向の霧が晴れた。

なんとその方向のはるか遠くに灯台の光を発見!

ボートに乗っていた人たちは、希望の光を見たように顔が輝き始めた。

そうだ、あの光に向かってみんなで協力してボートを漕ごう!

期限は3日だ。3日以内に灯台に到着しないと死んでしまう。

よーし! 頑張ろう!

これが目標(灯台)と期限(3日以内)が決まった状態です。

そうなんです。目標と期限が決まっていないと、人は前に進まないのです。

だから、会社には棒グラフが張ってあって、

営業職の人たちにはノルマがいっぱいあるんですね。

小泉総理が改革を断行するために「国民も痛みを」といいました。

でも、それでは「いつまで」痛みをガマンしたらよくなるの?

そのガマンした先にはどんなバラ色の世界が待っているの?

という「夢と希望」を総理は言っていません。

国民が気持ちよくガマンできる、夢のある言葉が欲しいものです。

さて、ではぴあの屋まーちゃん(ぴあの屋ドットコム)では、社員にノルマを掛けてる?

とんでもない。私はさらにその次の段階をやってるんですね。

ノルマがあると、仕事は楽しくありません。

予算を組むと、それに縛られます。それを“執着”と言います。

喜びをもって仕事をしている人が、調律に来ると、お客さんまでうれしくなっちゃいます。

ノルマがなくっても、上司と部下の信頼関係があれば、自分から進んで仕事はするのです。

そして、お互いに感謝の気持ちがあれば、

予算なんて立てなくても不思議と業績はUPしていくんですね。

まーちゃんはそれに気付きました。

きっと、幸せな気持ちで仕事をし、どうすれば周りの全ての人が喜んでくれるか、だけを

考え続けて仕事をやっていれば、神様が応援してくれるような気がしてなりません。

人間は、その存在が「喜ばれる人」になるために、生まれてきているのですから。。。


にほんブログ村参加中!
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ
カテゴリー: 心の窓 | コメントする

心の窓 20.魔法の言葉

魔法の言葉

何をやらせても

「どうやるの?」「やってやってー」

「こうしてごらん」といっても

「できなーい」。

これは、「こうしなさい」「ああしなさい」とまわりが指示ばかりしていることが原因です。

そして子供のすることに注意ばかりしていることが、

反対に子供の自主性を阻害し、自身を失わせていることが多いのです。

自信をつける方法は

「判断力をつけること」です。

ではどうすれば判断力がつくのでしょうか。

それは魔法の言葉

「まかせるよ。思ったとおりにやってごらん」

子供がチャレンジしたけど思うように行かなかったとき

「やって」「できない」と言ってきたときに繰り返しこの言葉を使うことが大切です。

ただし、結果については認め、ほめて上げることは忘れないでください。

もし、結果が思わしくなくてもチャレンジしたことを誉め、

それから注意する点をいってあげる。これを繰りかえしてあげてください。

幼稚園でこの言葉を使い始めたとき、その素晴らしい効果に驚かされました。

この「魔法の言葉」。

是非家庭でも使ってみてください。

今回も、かすが幼稚園の素晴らしい本からの引用です。

会社でも上司から指示されないと動けない人がいます。
私が大学時代にアルバイト(ビルの工事現場)していた先での出来事。
超一流大学の学生で頭は良いんだけど、上からの指示があるまで、
まったく何もしない学生がいました。
アルバイトってこんなものかな、と思いつつ回りを見ると
一流ではない大学の学生が、空いた時間に掃除をしたり、片付け物をしたりと
一生懸命自分で工夫をしながら、自分から仕事を見つけている学生もいました。

時給は同じですが、この学生が会社に入って上司になったとき、
部下はついてくるだろうな、と思いました。
なにもしなかった学生は、一流大学ですから出世は早いかもしれませんが、
もし、社長になったとき、誰の指示を待つのでしょうか。
自分で判断しないといけないのです。

子供のうちから自分で判断して、まずは失敗してもいいから
いろいろチャレンジしてみる習慣をつけさせることが、
一番大切な教育ではないかと思います。

「決心することが社長と大将の仕事である」

と松下幸之助さんも言っています。
ある方がこのように書いていました。

朝起きたとき、お母さんや奥さんから
「パンとご飯とどっちがいい?」と聞かれて、
「どっちでもいい」と答えていませんか?

その後、「今日は何が食べたい?」と聞かれて、
「何でもいいと」と答えていませんか?

お昼を食べに行ったとき、友人が注文したのを聞いて、
「私も同じやつ」と答えていませんか?

考えてみると、私たちは毎日、多くの決断を迫られています。
そのとき、決断せずに逃げていることはないですか?


にほんブログ村参加中!
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ
カテゴリー: 心の窓 | コメントする

心の窓 19.信念

信念

もしも

あなたが敗れると考えるなら、あなたは敗れる

あなたがどうしても考えないなら、何一つ成就しない

あなたが勝ちたいと思っても立てないと考えているなら、あなたに勝利はほほえまない

もしも

あなたがいいかげんにやるなら、あなたは失敗する

われわれ場この世界から見出すものは、成功は人間の意志によってはじまる

すべては人間の精神状態によってきまるということだ

もしも

あなたが脱落者になると考えているなら、あなたはそのとおりになる

あなたが高い地位に上ると考えているなら

勝利を得る前に必ずできるという信念を持つべきだ

人生の戦いは常に強い人早い人に歩があるのではない

いずれ早晩勝利を獲得する人は、

私は出来るんだ

私は出来るんだ

私は出来るんだ と考えている人だ

ピアノ調律に行ったときに、ピアノの前に立派な毛筆でかかれていたものを
写させてもらいました。
気に入った文章なので、そのおうちのおばあさんが自分で書いたとのことでした。
今も人生をしっかり前向きに生きているおばあさんだそうです。

文章はどなたのものかは分かりませんが、この文章を読んで
仕事に限らず、どんなことにも自分に自身をもって
信念をもって生きていきたいと思いました。


にほんブログ村参加中!
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ
カテゴリー: 心の窓 | コメントする

心の窓 18.物は考え様

物は考え様

松下幸之助さんが、ある時、

「成功の要因は?」と聞かれてこう答えられたそうです。

「成功の理由には三つある。ひとつ目は、父の商売がダメになり、
私はどん底の貧乏を味わったからだ。

 二つ目には、私は小学校中退で働き、学歴がなかったからだ。

 三つ目に、私は体が弱かったからだ。これが、私がここまで会社を

創業発展させることができた理由だ」

 上記の三つは、普通ならばどれも失敗の要因に挙げるものばかりです。

「私にも、もっと資産があったらなぁ」、

「もっといい大学を出てれば出世できたのに」とか、

「病気がちでなかったらもっと働けるのに」、

よく聞く話です。

 ところがそれを松下さんは成功の要因だといわれる。

理由を聞くと、

「どん底の貧乏だったから、お金のありがたみが痛いほどわかったし、

一所懸命働く事ができた。もし貧乏でなかったら、中途半端にしか

働かなかっただろう。

 また学歴がなかったから、どんな人のことばも先生のことばに聞こえた。

もし、大学まで出ていたなら、人のことばに謙虚に耳を貸さなかっただろう。

体が弱かったから、仕事を人に任せるほかなかった。

もし、健康だったら何でも自分が、と思っていただろう。

幸いなことに天は自分に貧乏、無学歴、病弱な体を与えてくれた」

 私たちはなかなかここまで達観できないかもしれません。

しかし、やはり物は考え様。

砂漠で水筒に水が半分。

「もう半分しかない。ダメだ」か、

「まだ半分ある、さあ歩こう」か、です。

かすが幼稚園の米川先生からメール配信していただいた「子育てコラム」からの転載です。
同じ出来事でも、考え方を変えるとこんなに違ってくるんですね。
特に松下幸之助さんは、素晴らしい人材も育ててきました。
これは、体が弱かったからこそ、人を使い、人の長所を伸ばしていけたからだと思います。

あと、松下幸之助さんに多大な影響を受けた方に、京セラの稲盛会長がいらっしゃいます。
幸之助さんの講演会で
「成功の秘訣を一言でいうとなんですか?」
という質問があって、
「成功の秘訣は、成功したいと思う強く思うことだ」
と答えたのを、ほとんどの人は冗談かと笑い飛ばしたのに対して
稲盛会長は、体中に電気が走るほど感動したそうです。

「思いは実現する」

これは、最近特に私が思うことです。


にほんブログ村参加中!
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ
カテゴリー: 心の窓 | コメントする

心の窓 17.思いやり 

思いやり

思いやりとは、誰かが何かをかわいそうに思い

その苦しみと原因をなくそうと努力することだ。

何かの本に書いてあった言葉です。
本当の思いやりとはこういう事なんですね。
つまり「かわいそう」と思うだけではダメで、それを実行にうつさないと
本当の思いやりではないということです。

妻が、スーパーに行って子供にソフトクリームを食べさせていました。
あるとき、近くでソフトクリームを食べていた兄弟の弟のクリームが
ボトリと落ちてしまい、店中に響くくらいの大声で泣き始めました。
お母さんはどこかへ行っていないようです。
お兄ちゃんは自分のクリームを食べるのに一生懸命で
弟はますます泣くばかり。

その場所にいた多くの子供連れのお母さん達が、
「仕方ないわよねェ~」といってすーっと波が引くようにいなくなってしまいました。
そんなときどうすればいいでしょう。

他人が変わりにもう一つ買ってあげるのはやりすぎかもしれません。
お店によっては、もう一つサービスで作ってくれる場合もあるようですが
そうじゃない場合、傍観しているだけではなく、やっぱり子供のそばに行って
「お母さんはもうすぐ来ると思うよ。もうちょっとガマンして待ってようね」と
一言声をかけて上げればよかった、と妻は言っていました。
結局、すぐお母さんが戻ってきてもう一つ買ってあげたようです。

しかし、目の前で起こる出来事は、すべて自分に何かを気づかせるために
「起こされている」ものだという気がしてなりません。
この出来事で、私もこの「苦しみと原因をなくそうと努力することだ」
という言葉を思い出しました。
どんなことも、まず「行動」が大切なんですね。

「みつお」の言葉に、

「批判したけど、自分にできるかな」

というのがあります。
テレビや雑誌で人を批判する場面をよく見ますが、
それではその人の立場になったとき、自分に果たしてできるだろうか
という視点でものを見ることが大切なような気がします。
これも「行動」ですね。


にほんブログ村参加中!
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ
カテゴリー: 心の窓 | コメントする