心の窓」カテゴリーアーカイブ

心の窓 「白馬とハエ」

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「白馬とハエ」

私が講演でよく使うネタ「うんことハエ」はおなじみですか、白馬とハエという話もあります。

一晩で千里を走る駿馬がいます。
そのお尻にピタリととまったハエ。彼も一晩で千里を移動します。

もちろん、振り落とされないように、しがみつく努力は必要です。

優秀な人、成功者、運気の高い人のそばにいれば、一緒に目的を達成するということなんです。

私が知人に電話して、いい情報があるから会わないか、というと
「その情報すぐに取りに行きます!」という人と、
何か勧誘されるのでは、
と会うことも拒否する人とに分かれます。

その時には、私の信用はそこまでか、と反省するのですが、
聞くだけ聞いてみたらいいのに、私のそばにいたらきっといいことあるのに、
と思います。
でもそれは仕方ありません。

「成功する人は、成功者のそばにいる」ということが、実は一番早いのです。


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心の窓 「花瓶の水事件」

ある田舎の小学校に、東京から1人の女の子が転校してきました。

都会からの転校生に田舎の生徒たちは大変興味があって、

その子の周りにやって来ては、

・それは何?
・その服はどこで買ったの?
・その髪型は何と言うの?

といった質問を浴びせます。

しかしその女の子はというと、内気でおとなしくシャイな子供だったので、

周りの質問にちゃんと答えられず。

・わかんない
・お母さんに買ってもらった

など、恥ずかしがって答えていました。

クラスにはどこの学校にもいるような元気で活発な男の子がいました。

その男の子は、勉強がそんなに出来る訳ではないのですが、

スポーツは得意で明るく、クラスのムードメーカーといった立場でした。

わんぱくでお調子者であるが故に、時には、イタズラや悪ふざけが過ぎて他の子供を泣かせる場面があり、

先生も手を焼いているのですが、何故かクラスの人気者でもありました。

そんなクラスである日その事件は起こったのです。

それは授業中でした。

「先生、花の水を代えてきます!」

その男の子が突然立ち上がり、教壇の横に置かれた花瓶を手にし走り出しました。

今まで花の水を気にしたのを見たことがありませんし、ましてや授業中の出来事です。

「コラ!何やっている、今授業中だぞ。花の水換えはあとでいい!」

っと、呆気にとられながらも反射的に先生が大声を出した時、

不運にも事件は起きました。

クラスの中でも大人しいその転校生の女の子の席で男の子が止まったかと思うと、

彼女の頭の上に花瓶をひっくり返したのです!

一瞬、教室内が凍りついたように静まり返りました・・・

花瓶の水が女の子の足元まで水浸しにして、

床には花瓶に差してあった黄色やピンクの花が散らばっています。

静まりかえった教室は次の一瞬

「あーあ!あーあ!」の大合唱。

女の子達は、男の子に対して非難の声を上げ、

男の子たちは面白がっている状態です。

「わざとやったんだよ」
「かわいそー」
「ひどいよー」

しまいには口笛を吹いて面白がる始末です。

こうなると先生が幾ら言っても無駄です。

普段から大人しくてシャイな女の子は、みんなの注目を浴びて

かわいそうなほど小さくなっています。

そんな2人の所へ先生が駆け寄りました。

「どうしてこんな事をやったんだ」

と先生が怒っても男の子は何も答えません。

ただ「ごめんね。ごめんね・・・」と言いながら、男の子は申し訳なさそうに、

俯き固まっている女の子に頭を下げると、すかさず教室の後ろからバケツと雑巾を持ってきて

こぼれた水を拭き始めました。

びしょぬれのスカートで座ったままの女の子は

本当に気の毒なくらいに押し黙っています・・・

先生が女の子を着替えさせる為に保健室に連れて行った時、

大騒ぎするクラスの中では、男の子は理由を話さず黙ったまま

床にこぼれた水を拭いていました。

この時、生徒たちの気持ちの中には

「人気者だったのに、あんな事をする奴なんだ」

と男の子を非難する思いが残りました。

そしてこの出来事は、クラスで「花瓶の水」事件として、永く記憶に残る事になったのです。

それから数年後、生徒たちも20歳になりました。

田舎の成人式には、町を出て行った子供たちも帰ってきていたので、

久し振りにクラス会が行われました。

あの時水をかけた男の子もいました。

水をかけられた女の子も東京からやって来ました。

そして会も盛り上がり、集まったクラスの一人一人が

小学校時代の思い出を話しだしました。

その時、水をかけられた女の子が小学校時代の一番の思い出を語るときに、

この「花瓶の水」事件を話してくれました。

そしてその話を聞いたとき、

当時のクラスメートと先生は

「思っていた話とは違う!」

と誰もが思ったのです。

なんとあの時女の子はトイレを我慢し、おしっこを漏らしてしまっていたのです。

それを見つけた男の子はクラスメイトにバレないように隠そうとして、

とっさに思いつき花瓶の水をわざとかけたのでした。

数年後、クラス会のときに明かされた真実にクラス中の生徒が驚き、

男の子に対し大きな拍手が湧き起こったそうです。

世の中には、「ついてもいい嘘」と「言ってはいけない真実」があるという事を考えさせられる話でした。

自分が悪者になってまで女の子を守る姿に感動です。

女の子もその男の子の名誉回復の為に精一杯の勇気を振り絞って

自ら告白したこともとても素晴らしいことです。

出典:https://matomake.com/I0003247


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心の窓 「一枚の紙きれ」

私の息子は、現在21歳。
16歳の頃から、丸5年間引きこもっています。

高校でいじめに遭い、それ以来学校もやめ、引きこもり始めました。
いじめから救ってあげられなかった私たち夫婦のことも相当恨んでいる様子を見せ、トイレと風呂・食事を受け取る時以外、一切私たちとも口を利きません。
何度も声をかけ、外の世界に戻してあげたいと努力を重ねましたが、力不足なのか、息子の心の壁を開くことができませんでした。

高校の教師、カウンセラー、精神科医など、あらゆるところに相談しても、いずれも効果はなし。
どうすればいいのかわからず、妻も精神を病みそうになるほど、家庭の雰囲気は最悪なものでした。
絶対に返事が返ってこないことがわかっているのに、なんとか諦めず、声をかける日々。
そんな私も正直、気持ち的にとてもギリギリな状態でした。

そんな日々が5年続いた、つい先日。
今までリビングに息子が来ることなど一切なかった息子が、何かを持って、突然リビングにやってきます.

「どうした・・・?」

突然やってきた息子に、なんて言葉を投げかけていいかもわからない。
妻も驚きながら、私のところにやってきました。
息子がきたことに戸惑いを感じてしまう自分にも、強い嫌気がさします。

すると息子は、ボソッとした声で、「これ」と言いながら、手に持っていたものを差し出し、再び部屋に戻っていきました。

息子が渡してきたのは、何か文字が書き綴られている、一枚の紙きれ。

そこには、私たちを思いやる、優しくも儚い息子の心の声が綴られていました。

—————————————–

お父さん、お母さん

こんな息子に毎日食事を作ってくれてありがとう
こんな息子に毎日声をかけようとしてくれてありがとう
こんな息子に毎日生きてと思ってくれてありがとう

このままじゃだめなのは、自分自身よくわかってる
けど、自信がない
人と話すのも、触れるのも、本当にすごく怖い
これを書いている今も、手がふるえる
多分、渡すときも、手がふるえる
こんな自分が恥ずかしくて、しょうがないから、一人でいるしかないんです

最低な息子でごめんなさい
でも、この家に生まれてよかったと心から思っています
こんな息子を見捨てないでくれて本当にありがとう

少し時間がかかるかもしれないけど、少しずつお父さんとお母さんと話したいです
その時は、どうか暖かく応援してやってください

——————————————–

妻と二人でこの手紙を見て、二人とも涙が止まりませんでした。
ずっと、感謝をしてくれていた。
そして、前を向こうと一生懸命頑張っている。

そんな息子の気持ちに、溢れる気持ちが止まりません。
今までの5年間の苦悩が、一瞬で報われたと思えるほど、一枚のこの紙に綴られていたメッセージは私たちの心に響くものでした。

妻と二人で息子の部屋にいき、5年ぶりに部屋の中に。
大切な大切な息子だということを伝え、全力で抱きしめました。
こんな時間が一生来ないような気がしていたのに、その瞬間からたくさんの希望を感じることができました。
そんな出来事から二週間ほど。
ようやく、冗談が言えるくらいまで、息子と会話ができるようになりました。

私たちには、まだたくさんの時間があります。
ゆっくりゆっくり、一歩ずつ、家族3人で前に進んでいきたいです。

【引用元】


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心の窓 「夫婦の関係~妻の言葉」

「夫婦の関係~妻の言葉」

夫婦仲が良く、どこに行くにも二人一緒だった老夫婦がいます。
出会った時から、いつも夫が引っ張ってくれていました。
妻が乗った車椅子を押してくれたのも夫でした。

そして・・

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出典
pic.twitter.com/uUjE5r7B13


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心の窓 「本田宗一郎 その油まみれの手がいいんだ!」

【世界のHONDAの創業者の涙】

1991年、本田宗一郎さんは亡くなっています。
生前、宗一郎さんは、
こんなことを言っていたそうです。

「素晴らしい人生を送ることができたのも、
 お客様、お取引先のみなさん、
 社会のみなさん、従業員のみなさんのおかげである。
 
 俺が死んだら、世界中の新聞に
 “ありがとうございました”という感謝の
 気持ちを掲載してほしい」

実は、宗一郎さんは結構早く、
社長を引退しているんです。
66歳で引退し、
いわゆる「会長職」にも就いていません。
「終身名誉顧問」にはなったんですけれども、
仕事からは、一気に離れたそうです。

で、社長を辞めた後、
宗一郎さんは何をしたかというとですね、
日本中にある、ホンダの事業所…
販売店から工場から…当時、
700カ所あったそうですが、
その700カ所すべてを回って、
すべての従業員一人一人と握手して、

「ありがとう、ありがとう、いつもありがとう!」
と言い続けていたそうです。

しかも、中には、
2~3人しか働いていないような、
ものすごく田舎の販売店もあったのですが…
そんなところも全部回ったそうです。
そして、その後、海外事業部も全部回ったそうです。

全部まわって一人一人と握手して…
何年もかかったそうです。

周りの人たちは、

「ホンダの創業者が直々に握手しにいけば、
 社員のモチベーションはあがりますよね。
 仕事をもっと頑張ってくれて、
 業績も上がりそうですよね。
 だから握手しに行くんですね」
って言っていたそうです。

でも、実はそうじゃないんです。
宗一郎さんはそんなこと、どうでもいいんです。

自分がお礼を言いたいからまわっているだけだったんですって。

ある日ね、田舎の販売店をまわった時に、
車の整備をしていた人が、
「宗一郎さんが来た!」って聞いて、
喜んで走ってきたんですって。
握手してもらいに。

で、握手をしてもらおうと思って自分の手を差し出した瞬間に、

「アッ!」って言って、
パッと自分の手を引っ込めたんですって。
なぜかと言うと、手が油まみれだったんですね。
仕事中に急いで走ってきたから、
「今、洗ってきます!」
って、手を洗いに行こうとしたら、

宗一郎さんは
その社員の背中に向かって、
「その油まみれの手がいいんだ!」
って言って、
その整備士を引き止めて、
握手したそうですよ、両手で。

でね、嬉しそうにその手をながめて、
目を細めて、手の油のにおいをかぐんですって。
そんなの見てたら感動しますよね。

泣きますよね。

宗一郎さん、こんなことも言っていたそうです。

「握手すると、みんな泣くんだ。
 
 そして、その涙を見て、自分も泣くんだ」って。

すごいですよ、この人。だから、本気ですよ。
この「ありがとう」は。
本当に心からみんなに感謝しているんですよ。

「私が一番受けたいココロの授業」より


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