実は、まーちゃんは合気道の道場に家族全員で通っています。
最初は、子供が習えばいいや、という気持ちで見学していたのですが、
見ているとやってみたくなるもので、
いつのまにか道着を買い、技の習得に励んでいます。
合気道というのは不思議な武道で、戦いではないのです。
師範の手をつかんだだけで、体中がしびれて瞬間冷凍されたみたいに
まったく動けなくなってしまうのです。
その理由はわかりません。
ただ、ひとつ言えることは、人間には不思議な力があるということだけです。
見ていて思ったのは、女性こそ合気道を習えばいいと思います。
どんな巨漢が襲ってきても、手首を返すだけで投げてしまいます。
相手の「氣」と同期させるというほうがわかりやすいかな。
動きはまるで「ダンス」か「お能」か「指揮者」か、といった感じ。
直線の動きではなく、すべて自分の「氣」のボールをくるくる回しているような
曲線の動きです。
この氣のボールにのってしまうと、
どんな相手でもコロコロと転がってしまいます。
せっかく生まれてきて、死ぬまでにこれを習得しない手はないぞ、と思う毎日です。
なんと、今日から社員の木下君も興味をもって習い始めました。
昔からこんな不思議な世界が大好きで、
やってみたかったそうです。
まったくの素人でしたが、ちゃんとやってました。
体力勝負の武道ではありませんからね。
師範がいっていましたが、若い人がこれを理解してやっていくと、
家族が変わり、会社が変わり、世の中が変わっていくそうです。
なにがどう変わるのかはわかりませんが、
目先に終点があるのではなく、人生の長いレールの上に現在があって、
それに最終地点にむかってみんな生きているということが分かってくるので、
仕事をやる意味とか生きる意味が理解できて、
生き方が変わってくるのだと思います。
社員の一人が参加したのを機に、これから他の社員も巻き込んでいきたいと思っています。
そんなことを矢尾チーフにいうと、「怖い・・・」。
清水くんに言うと、「僕はまだいいです・・・」
麻衣子ちゃんにいうと「私、不思議な世界、まだ信じてないんですけど・・・」
私も最初はそうでした。
でも、一度その稽古みると、きっと何かが変わりますよ。
社員のみんなは、
「また、社長はヘンなのにハマってる」
と思ってるかもしれませんが、
いいものはいい、と信じて
大切は社員のみんなにも、ちゃんと分かってもらいたいとおもっています。
みんな覚悟しててね
とにかく楽しいから・・・。
☆まーちゃん☆
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