幻のピアノと言われる製造台数の少ないオオハシピアノ。
ぴあの屋ドットコムでは、過去に数百台取り扱いしてきましたら、
幻ではなくなってしまいましたが(笑)。
現在、16台しかつくられなかった210型大橋グランドピアノを含めて
5台そろっています。
日本中探しても、こんなにオーハシをそろえているピアノ屋さんはありませんね。
ぜひご試弾にお越しください。
☆ぴあの屋まーちゃん☆
この春から木目ピアノがたくさんやって来てくれて嬉しい限りです。
気になる方はお問い合わせくださいね♪
またまた木目のピアノがやって来ました!フリッツクーラーにヤマハにメルヘン、、、どれも珍しいモデルですね。手を入れるのが楽しみです♪ pic.twitter.com/DkE8BK6y6f
— ぴあの屋ドットコム@京都 (@pianoya_0) 2018年5月30日
カワイのグランドピアノ入荷予定なのでとても楽しみです。
「きこりの法則」
森の中で、一人のきこりが、
一本の木を倒そうとして、
5時間もノコギリをひいていました。
それでも木は倒れそうになく、
きこりはへとへとに疲れています。
ある人がきこりに、
「少し休んで、
そのノコギリの刃を研いだらどうですか?
そうすれば仕事がもっと進みますよ」
とアドバイスするのですが、
きこりは、
「刃を研いでいる暇なんてないさ。
切るだけで精いっぱいだ」
と答えます。
1時間かけて1本切るのが精いっぱいだったのが、40分かけて刃を研げば、10分で切れるんです。
つまり、楽に40分で1本切り倒すことができるということ。
刃を研ぐ時間を作りさえすれば、
その後の作業が飛躍的に進むのに、
このきこりは
ノコギリをひく作業に忙しくて、
刃を研ぐ時間を作ろうとしないのです。
目の前の木を切ることを急ぐあまり、
かえって遠回りしてしまっているわけですね(^^;
ここでいう「刃を研ぐ」というのは、
「自分磨きをすること」
「人間力を高めること」
のたとえです。
ビジネスでいうと、うまくいく方法を教えてくれるのに、頑固に自分のやり方を押し通してしまう、頑固な人のことでもあります。
松下幸之助さんが言っています。
一番大切なのは、「素直な心」だと。
先日ご紹介した、ぴあの屋ドットコムの新入社員。
ピアノ調律から帰ってきて、こんな質問をしてきました。
「社長、大阪の児童養護施設の何台もあるピアノの調律、なんでいつもタダなんですか?」
たしかに、普通はありえないことですよね。社員が疑問に持つのは当たり前です。
そこでこう答えました。
「あの養護施設は、心に傷を負った子供がたくさんいるんだよ。震災の時には、親を失った子がいっぱいいたし、親がいても、そこから離れてその施設で育てられている子もたくさんいるからね。
子供たちの心のよりどころはピアノ。ピアノを弾いているときは、そのつらさを忘れることができるから。
でも、ピアノ調律をするお金が施設にはない。さらにあの施設のピアノは全然手が入れられてなくて、うちで大修理して使えるようにしたんだよ。
さらに、今度は教えてくれる先生がいない。だから私が先生の給料を払って無償で教えにいってもらってる。もう10年以上になるよ。
子供たちは、ピアノを弾いているときは生き生きと幸せそうな表情で弾いているからね。」
こういうと、
「調律が終わったら、すぐに子供たちが弾きに来てました!」と。
施設の子供たちは調律終わるのを待ってたみたいです。
実はこの新入社員は入社前、私が仙台で講演したときにお母さんと一緒に会場にいたんです。その時に私はこんな話をしました。
「たらいの水の上に落ち葉を乗せて、自分のため自分のためと引き寄せると落ち葉は見事に向こうに行ってしまう。でもその落ち葉を、人のためひとのためと向こうに押すと、まわりまわってこちらに返ってくるんです」
そのように私が講演で話した社会貢献の内容を、
「社長!その話覚えてます!」
といっていました。
「会社とは社会に貢献するためにあるからね」というと
「分かりました!」と。
この子は中学生の時、クラスの同級生を津波で亡くしてますから、きっとしっかりと理解してくれたのではないかと思います。
この子の成長が、ますます楽しみになりました。
※写真は社員研修旅行で淡路島に行ったときに、遠くの海を見つめる新入社員(画像は一部加工しています)