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心の窓 「きこりの法則」

「きこりの法則」

森の中で、一人のきこりが、
一本の木を倒そうとして、
5時間もノコギリをひいていました。

それでも木は倒れそうになく、
きこりはへとへとに疲れています。

ある人がきこりに、
「少し休んで、
そのノコギリの刃を研いだらどうですか?
そうすれば仕事がもっと進みますよ」
とアドバイスするのですが、

きこりは、
「刃を研いでいる暇なんてないさ。
切るだけで精いっぱいだ」
と答えます。

1時間かけて1本切るのが精いっぱいだったのが、40分かけて刃を研げば、10分で切れるんです。

つまり、楽に40分で1本切り倒すことができるということ。

刃を研ぐ時間を作りさえすれば、
その後の作業が飛躍的に進むのに、

このきこりは
ノコギリをひく作業に忙しくて、
刃を研ぐ時間を作ろうとしないのです。

目の前の木を切ることを急ぐあまり、
かえって遠回りしてしまっているわけですね(^^;

ここでいう「刃を研ぐ」というのは、

「自分磨きをすること」
「人間力を高めること」
のたとえです。

ビジネスでいうと、うまくいく方法を教えてくれるのに、頑固に自分のやり方を押し通してしまう、頑固な人のことでもあります。

松下幸之助さんが言っています。
一番大切なのは、「素直な心」だと。


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心の窓 「無償のピアノ調律」

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先日ご紹介した、ぴあの屋ドットコムの新入社員。

ピアノ調律から帰ってきて、こんな質問をしてきました。

「社長、大阪の児童養護施設の何台もあるピアノの調律、なんでいつもタダなんですか?」

たしかに、普通はありえないことですよね。社員が疑問に持つのは当たり前です。

そこでこう答えました。

「あの養護施設は、心に傷を負った子供がたくさんいるんだよ。震災の時には、親を失った子がいっぱいいたし、親がいても、そこから離れてその施設で育てられている子もたくさんいるからね。

子供たちの心のよりどころはピアノ。ピアノを弾いているときは、そのつらさを忘れることができるから。

でも、ピアノ調律をするお金が施設にはない。さらにあの施設のピアノは全然手が入れられてなくて、うちで大修理して使えるようにしたんだよ。

さらに、今度は教えてくれる先生がいない。だから私が先生の給料を払って無償で教えにいってもらってる。もう10年以上になるよ。

子供たちは、ピアノを弾いているときは生き生きと幸せそうな表情で弾いているからね。」

こういうと、
「調律が終わったら、すぐに子供たちが弾きに来てました!」と。
施設の子供たちは調律終わるのを待ってたみたいです。

実はこの新入社員は入社前、私が仙台で講演したときにお母さんと一緒に会場にいたんです。その時に私はこんな話をしました。

「たらいの水の上に落ち葉を乗せて、自分のため自分のためと引き寄せると落ち葉は見事に向こうに行ってしまう。でもその落ち葉を、人のためひとのためと向こうに押すと、まわりまわってこちらに返ってくるんです」

そのように私が講演で話した社会貢献の内容を、
「社長!その話覚えてます!」
といっていました。

「会社とは社会に貢献するためにあるからね」というと
「分かりました!」と。

この子は中学生の時、クラスの同級生を津波で亡くしてますから、きっとしっかりと理解してくれたのではないかと思います。

この子の成長が、ますます楽しみになりました。

※写真は社員研修旅行で淡路島に行ったときに、遠くの海を見つめる新入社員(画像は一部加工しています)


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宿題作業☆

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宿題が出たので、またもや自宅で作業です☆

子供が寝ている間に子供の机を借りて、作業開始!

黒檀への貼り替をしております。

起きるまでに何とか完成!

旦那が帰ってきて、鍵盤にびっくりしてました。

すげー!これ磨くの?

と、磨きたそうにしていました。

もう完成してん、と言うと残念そうにしました。笑っ!

彼はペダルを磨くのが好きだそうです。(*^_^*)

☆ともみ☆


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心の窓 「給料の3倍」

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うちの若い新入社員の話し。

昨夜、会社で事務処理していると高速道路料金の請求書が出てきました。

「請求金額はこれくらいだなぁ」と独り言をいうと、彼女はびっくり。
「えっ?そんなに行ってますか?!」と。
「どうして?」と聞くと、
「私の計算ではもう少し少ないかと・・・」

よくよく見ると、私がつかった分も合算になっていて、
「ごめんごめん、あなたが使った高速道路料金はこれくらいだったよ」というと、
「びっくりしたー。でもホッとしました」と。

「どうして、そんなに気にしてるの?」
と聞くと、こう言うのです。

「私がこの会社に入社したとき、自分の給与の3倍くらいの売り上げをあげないと、会社というのは採算があわないんだよ、と社長がおっしゃいました。私はそれをいつもいつも考えていて、自分の給与がこれくらいだから、これくらいの仕事量をこなして、経費はこれくらいに押さえて、とか意識していたんです。数万円でもそれが違うとびっくりしてしまいます」と。

なんということでしょう。今の若い子って、そこまで考えて仕事してるんや、と感動してしまいました。

この子はまだ成人式を迎えたばかりですよ。それもすごく遠いところから一人でやってきました。

ピアノが好きで、調律が好きで、この仕事をやっています。良い社員に育っていくと思います。

いずれは地元に帰っていくかもしれませんが、当分ここにいてほしいな、と思った出来事でした。


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作業風景

グランドピアノの作業風景です。
沢山の作業工程があり、丁寧な一つ一つの作業が積み重なって、弾きやすいタッチが生まれてきます。
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