遠州ピアノのタッチ感にびっくり。
その理由なんとなくわかった気がします。
それはグランドピアノのような「アフタータッチ」が再現されていること。
いろいろなピアニストがエンシュウピアノを弾いた感想をかたっていますが、
口をそろえて、タッチ(反応)がいい!音色がいい!と言っています。
こだわりのエンシュウピアノを是非弾いてみてくださいね。
<石山社長ブログ>
ピアノの演奏家にとっても、日本に新しいピアノメーカーが誕生したことに
とても興味があるのではないかと思います。
そんな中で、エンシュウピアノ(遠州楽器制作)についてピアニストがYoutubeで発信しています。
まずお一人が、ユーチューブのももかしチャンネルで有名なももかしさん。
ご自身で動画を編集して、遠州楽器のピアノの魅力をピアニストの視点から存分に語ってます。
「いつも初めてさわるピアノは弾く前からどんな音なんだろう…と楽しみでワクワクするけど、今回弾かせていただいたピアノは最初の1音目でうわぁ!!と感動しました!」
女性らしい感想ですね~。
すごくわかりやすい解説なので、ご覧になってください。
それから次は、ピアニスト犬飼新之介さん。
リストのラ・カンパネラからプーランクと弾いた後、感想を話されています。
「音色が特別だ」
「音色があたたかい」
「音色の変化がつけやすい」
と特に音色について語ってられます。
ピアニスト米津真浩さんは、前編後編2本の動画で遠州ピアノについて動画で語っています。
アップライトピアノ専用「エンシュウ外付け譜面台」の試作品にもすごく興味を持たれています。
<石山社長ブログ>
エンシュウピアノの内部についてご説明します。
フレームにあるトレードマークには漢字で「遠州楽器制作」と縦に書かれています。
その下の部分は、製造番号ではなく「MADE IN JAPAN」と書かれています。
特に輸出をメインにスタートしたことも、あるのでしょうか。
「日本製ピアノ」を強調しているのがなんか面白いですね。
それくらい世界ではめいーどインジャパンの信頼度は高く、
とくにピアノの世界では、メードイン浜松であることの意味は大きいです。
ハンマーは、人気のドイツ製FFWハンマーを採用しています。
アクションの部品関係は、通常のピアノを変わらないのですが、その設計に独自のこだわりがあると聞いています。
実際に弾いてみると、タッチはとてもスムーズ。
軽いというわけではないのですが、とにかく心地いいタッチ。
弾きやすいんですね。
コントロールしやすいという言い方がいいと思います。
遠州楽器さんに、数人のピアニストが来て試弾したそうなのですが、
みなさん口をそろえて言うのが、
「アップライトピアノのいままでのイメージと違うね」
「タッチ感がグランドピアノみたいですね」
という感想があるそうです。
私はその弾き方はできませんが、同じ音を連続打鍵したときにも音が出やすいようです。
アップライトピアノですから、基本グランドとは構造が全く違うのですが、
アフタータッチがあるわけないのに、ゆっくり鍵盤を押さえたときに、
コツっというタッチ感が再現されています。
これはジャックという部品が抜けるグランドピアノ特有の感触なのですが、
これがあるんです。
これは超不思議。
なにか秘密があるのかもしれません(現時点ではまったくわからず)。
その構造が理由なのかどうかもわかりませんが、
ピアニシモが特にきれいに出せるピアノだな、という印象があります。
通常のアップライトピアノでは、超弱音のピアニシモがちゃんと音が鳴ってくれない時があるのですが、
このエンシュウピアノでは、きれいに音を出してくれます。
整調のやり方で、通常のピアノでもそれは大丈夫なのですが、
エンシュウピアノではそれが、とくに美しいなぁと感じました。
下前板をあけてみると、天秤棒と突き上げ棒は木材で作られていました。
音を響かせる部品ではないので、別に鉄のパイプでもいいのですが木材を採用していました。
アクションの整調も従来のピアノとは少し違うようです。
レットオフというハンマーが弦に接近する寸法も従来とは違っています。
そのほか、部品調整が微妙に違うところがあって、
これからぴあの屋ドットコムで全国にピアノを販売していくことになりますから、
その地域の担当調律師には、きちんとお伝えしていきたいと思います。
いずれにしても、調律師にとっては興味深々の内容だと思います。
<石山社長ブログ>
京都の工房へ届いたエンシュウピアノE121の同型ピアノが東京の品川区にて展示中です!
関東にお住まいの方はこの機会にぜひ♪
京都にて展示中の同型ピアノはこちら
【国産ピアノ】エンシュウピアノ E121 京都にて試弾受付中
ぴあの屋ドットコム