他人と兄弟
これも、ある方から聞いて、とても考えさせられたお話です。
あなたの嫌いな人を思い浮かべた時、その人は兄弟でしょうか、他人でしょうか?
多分、他人だと思います。
自分が生まれてくるためには、必ず親が2人必要です。
祖父母は4人で、曽祖父は8人必要。
10代先の先祖は1000人必要で、20代先の先祖が100万人。
30代先にもなると、10億人になります。
あなたが嫌いに思っている人と親戚でないためには、
30世代前に親戚でないことが必要です。
30世代前(約1000年前)には、人口が10億人もいなかったはず。
ということは、あなたと嫌いな人とは血縁関係がある親戚だと言うことです・・・。
計算上はそうなりますよね。
しかし数字のことよりも、
人類はすべて兄弟なんだという考え方を持つことが一番大切なことです。
混んだ電車の中で前に立ったおばあさんに気付き、
「この人は実は遠い親戚なんだ」、と思うともっとやさしくなれると思いますよ。
今、学校や職場でのいじめが問題になっていますが、
クラスの友達や同僚をいじめたいともし思ったら、
相手はたまたま同じ時代に生まれた兄弟(ある意味でソウルメイト)だと思えば、
そんな気持ちは吹き飛んでしまうでしょう。
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心の窓読ませて頂きました。 「原因自分説」「他人と兄弟」感銘しました。 身の財より心の財と言う言葉をよく耳にします。心の窓には心の財となる言葉が沢山あります。私は仕事上、身の財には殆ど興味が薄れてしまいましたが、「原因自分説」や「他人と兄弟」のような心の 財となる考えは、思うのは容易いですが日々の生活の中でその様に生きるのはなかなか難しいですよね。(2002.1.24 Jさん)
Jさん、すべての出来事は「思うこと」から始まります。何かを始めようとしても「思わなければ」前に進みません。
現在の三次元世界以上の段階になると、思うことが即そのまま実現してしまうという話を聞いたことがあります。
Jさんがおっしゃるように、心の財となる考えを行うのは、すぐには難しいかもしれません。
でもまず、そのように正しく「思う」ことが出来れば、次の段階への第一歩がスタートしたと言うことです。
そのように生きたいな、と思われたことがとても素晴らしい事だと思いますよ。