100名ものピアノの先生方が集まった、関西ピアノ芸術連盟(KPA)主催の「音楽教室 経営を考える一日」に参加させていただきました。
いやぁびっくりです。私の会社でも音楽教室を経営していくこともあるのですが、参加された先生方の熱気(100名のうち女性が98人!)に圧倒されました(笑)
午前中は音楽家でもある税理士先生(私以外の唯一の男性)の、ピアノ教室の経理や著作権についてのお話しがあったようですが、それには参加できませんでしたが、関西でも超有名な先生方によるパネルディスカッションは圧巻でした。
パネラーの先生は、以前よりFBでつながっているよく知っている方々でしたが、もう企業家ですね。レスナーを雇い、募集戦略を練り、生徒が長く続けられる工夫を見事にされていました。
記憶に残っているフレーズをいくつか挙げておきますね。
●生徒が辞めないために、会報は必須。なぜなら、保護者の方は教室の密室で何をやっているかまったくわからないから。
●もともと楽器店で販売の営業をやっていたから、生徒たちが自然に口コミをする心理がわかる。8月31日に教室でもちつき大会をすると、記憶が新しいから翌日の登校日にはクラスの子が友達に話す。いいなぁ~となった新たな生徒を連れてくる
●SNSは必須。ライン@やってますか?発表会前にはレッスンでうまく出来ていないところを動画にとってLINEでお母さんに送ると、ちゃんと仕上げてくる。
●今の時代は、SNSにどんどん教室の様子をあげていくことがとても重要。特に若い人が見ているインスタグラムにあげるとよい。(生徒の顔をだしてもいいのか)という質問に、「入会の時に了解をとっている。最近は自分の子供の写真がネットに上がっていないと逆にクレームになる。」とのこと。
●雇っている先生に仕事の分担をしている。
●教室を株式会社にして法人化している。
●休んだ場合振替はOKだが、どの先生になるか指名できない。ただ、年度代わりに生徒の時間配分を考えるが、人気の先生を指名する生徒もいる。
●コードネームを教えるのは必須。
●講師を募集するのはindeedサイトを使う(こんなサイトがあるのは知らなかった・・・)
●元ホテルで働いていたことがあるのでわかるが、まず教室の入り口にはいった瞬間から、美しい空間でないといけない。印象は大事。
まだまだ思い出せないことがありますが、先生方の工夫や経験に圧倒された3時間でした。
写真は、私が質問した時のものを先生が撮影してくださいました。
「ぴあの屋ドットコム株式会社の石山です」というと、全員がバっと振り返って視線を浴び、さすがの私もタジタジでした(笑)。たぶん、ネット私のことを知っている人も多かったのでは、と思います。
私の質問は、「この会場に、コードネームを教えている先生はどれくらいいらっしゃいますか?どこで教えてくれるのか、という問い合わせがたくさんくるのですが、先生を知らないので紹介できないんです」というもの。
司会の先生が、きいてもらうと、ナント!7割ほどの先生が、コードネーム奏法を教えているとのこと。びっくり!
これは未来は明るいです。
折田先生が、石山さんが主宰しているサイト(コードネーム奏法振興会)があるので、登録されたらいいですよ、と言ってくださいました。
たくさんの先生方と名刺交換もでき、とても良い時間になりました。
☆ぴあの屋まーちゃん☆