<ヘンリーフォードの机にはボタンがある>
自動車王ヘンリーフォードは大成功した後、マスコミから「学歴がない」「幼稚な発想」との世論を巻き込んだ大バッシングに遭いフォード社を追われる窮地に立つことになりました。
事態は裁判にまで発展しました。裁判で原告側からヘンリーがいかに学歴がないか、社交界のマナーがないか、知識がないか、肝心な機械工学の知識すらないか、などなど延々と経営者に適してないとなじられ窮地に追い込まれます。
そこで、彼は弁護士など介せず直接答弁します。
「確かに私には何も無い、しかし私の机の上にはいくつものスイッチが並んでいます。そのスイッチを押せば、一流の法律のプロ、一流の機械工学のプロ、一流の経済学のプロ、一流の販売のプロ、一流のデザインのプロ、あらゆる一流のプロが飛んで来ます」
「私と彼らとは絶対の信頼関係があります。いわば私は一流の信頼関係を作るプロなのです」
「それでも私が経営者として不適格とおっしゃるなら私はいつでも経営から退きます」
判決はヘンリーの完全勝利でした。
松下幸之助さんも言っていましたね。
「自分を出世させたのは三つのことしか考えられない」
一つ目は、家が貧乏だったこと。
二つ目は、学校へ行ってないこと。
三つ目は、病気だったこと。
だから松下さんは、
家が貧しかったから、金持ちになろうとした。
学校行ってないから、本読んで勉強した。
体が弱いから、自分の代わりになってくれる人を、育てようと思った。
得意な人に頼める人間力、そして信頼できる人脈があれば、なんだってできるんです。
☆ぴあの屋まーちゃん☆