「最近ピアノの売れ行きどう?」と聞かれました。
そこそこは売れてますが、昔ほどではない、と答えました。
その方のお店(関東)では、ピアノは全く売れてなくて
音楽教室とピアノ調律はどんどん増えているとのこと。
業界はそうなのかもしれませんね。
教室が流行るのは、やはりコロナ後に自分の人生を豊かにしていきたいという大人の方が
楽器をやるようになってきたということ。
それから、ピアノ調律が増えているのはピアノが全盛期のころにバリバリピアノ調律をやっていた調律師が、
ある程度の年齢に達して、続々と引退されていることもあると思います。
これから特殊技能であるピアノ調律師は足らなくなってくると私は予想しています。
なぜなら、ピアノ調律師を養成する学校もどんどん減ってきて、学ぶ学生そのものが減っているということもあります。
先日、別の楽器店のピアノ調律師店長さんがブログにかいていましたが、
コンサートチューナーも人で不足になりつつあるとか。
コンサートホールの調律師は、そこそこの経験年数が必要ですし、
いろんな経験を積んでいる人でないと、大きなコンサートは任せられないと思います。
そういう意味では、ベテランが続々と引退していくなか、たしかに人で不足になっていくのでしょう。
そんな話を同業者さんと話をしながら、これからのぴあの屋ドットコムをどうかじ取りしていくのか、
毎日考えているところです。
もちろん中古ピアノ販売はこれからも継続していきますし、エンシュウなどの新品ピアノもどんどん拡販していきます。
そうしながら、ピアノ教室やスタジオ経営も広げていこうとおもっています。
現在61歳。まだまだ現役でがんばります!
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