国際結婚
昔のある日にタイムスリップして、その日の雑誌記事を元に調査する
という企画の番組をテレビでやっていました。
その中で素晴らしい言葉がありました。
当時はまだ珍しかった世界1周のバイク無銭旅行というのをしている日本人の
男性が、イタリアのある富豪の娘と知り合い結婚のプロポーズをしたのです。
両親は悩み教会の神父さんへ相談しに行きました。
「彼はとてもいい男だがクリスチャンではない。環境も違いすぎる」
そこで神父さんはこう答えました。
「あなた達は今まで自分の娘を信ずるがままに育ててきた。そして娘のことを
信頼しているはずだ。娘を信じるということは、自分を信じることと同じです。
彼はクリスチャンでもないのに、愛する女性とその家族のことを少しでも
理解しようと教会に通い、聖書の勉強をしているのですよ。娘の信じた相手を
信じてやりなさい」
そうして、無事結婚。
このご夫婦は、4人と子供と世界の恵まれない子供を4人引き取って育て上げ
素晴らしい人生を送られています。
自分が教育した子供のすることは、すべて自分なんですね。
「うちの子に限って・・・」という言葉をよく聞きますが、
これも「原因自分説」で考えると、誰のせいでもない、自分の責任なのです。
このご夫婦の素晴らしいところは、めぐまれない子供を引き取るときに
家族全員で相談し、子供達だけでも話し合いをさせて決めていることです。
親の押し付けではなく、子供の自主性も持たせているというところが素晴らしいと思います。