田舎の方へ行くと、調律の後 よくおばあさんが応対してくれます。
必ず飲み物と茶菓子が出ますが、お菓子には半紙が敷いてあって、
手をつけないと帰りにそれを包んで、お持ち帰り となります。
都会ではあまり行われなくなったほのぼのした風景です。
最近は少なくなりましたが、昔はカルピスなどもよく出していただきました。
ある日、おばあさんがカルピスを台所からビンごと持ってきて、
コップに氷を入れ見ている間にトクトク・なみなみと注いで、
「さぁ、飲んでください」
(そ、それは原液では・・・。ロックといってもそれは・・・・。ワンフィンガーの水割りでいいのに・・)
飲めといわれてもこれを一気に飲めば、1000キロカロリーは軽く突破するでしょうね。
「おばあちゃん、もったいないから、ちょっと薄めていただきますね」
と結局おいしい濃度でご馳走さま。