埼玉県狭山市【大橋ピアノ 132】 埼玉のpianoman

響鳴板とニスの色の美しさや、ペダルの木部までもヤスリがけしてあったり、太くて材質の良い BECHSTEIN UP と 同じ形の 駒の作り 裏側のニスの塗装や 板の角おとしなど・・・。

昭和50年代に、60万円で販売していても採算を考えていたらとうてい出来ない作業の数々を見て、
国産最高品質のピアノはこうして創るものという 意気込み・想いが ここかしこに感じられました。

次高音部分の鉄骨が弦の裏にアーチ型橋の下部の様に大きくなっていて
  これがスタインウェイのGPの 本体下のサウンドベルと同じ役割していますネ
 (見た目では響鳴板を塞いでしまっている感じでマイナスではとも思いましたが)

 オオハシは鍵盤の下に鉛を入れないで軽快な弾き心地の設計になっていると
 色々検索・・・して 記述を見つけました。
 ・・・ということは全ての音域が均等・・に鳴る設計なので、一番使う音域が
 目立たないことにもなるハズ・・

  次高音部~ダンパー無しの所までの音域は 打弦すると
  弦の後ろの鉄骨分の共鳴とその反射音で独特なアグラフとは違う華やかさが
  感じられます。正直バッハには必要ないか・・とも感じましたが・・・
  モーツアルト以降・・・とくに ショパンやシューマンの右手が単音の時や
  音が中央に密集する時に、その一番上の音が難なく響かせる事が出来ます。

  そのため バイエルの50番以降の曲でさえも・・とても綺麗に響いてくれて
  弾いていても・・・聞いていても心地よいデス!!

  ピアノの先生に お稽古で 特に使って欲しいと感じます。
  大橋さんの 優しさ(指の弱い子供でも楽しんで弾ける)を感じます。

出来れば あと1台手に入れて 誰か生徒の家にもOHHASHIを届けたいと密かに思っています。
実現した際はまた よろしくお願いします。

STEINWAYの 最高の材料を固めて創ったピアノとは ひと味違う 何かを感
じさせまた表現できるピアノだと思います。

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